NARCISO MEDINA
Dance Workshop, Show
Narciso Medina Dance Company Tokyo 合同会社 代表
キューバ共和国グァンタナモ出身。1961年生まれ。
幼少の頃からダンスに興味を持ち、12歳でハバナにあるキューバ国立芸術学校に入学。在学中から振付を始め注目を浴びる。1981年同校を首席で卒業後、キューバ国立現代舞踊団に入団し12年間第一ソリスト、振付家として活躍し、一流のダンサー、振付家としての地位を築きあげる。25歳の時に手がけた作品「METAMORFOSISメタモルフォーシス」は翌1987年ローザンヌ国際新人振付家コンクールでモーリス・ベジャール賞を受賞。1990年から1993年までフィンランドのダンスカンパニー、ダンスアカデミーそして大学から招待を受け、キューバの伝統舞踊やコンテンポラリーダンスを教える。1993年ハバナにナルシソ・メディナ舞踊団およびダンスアカデミーを設立。多くのプロフェッショナルダンサーを輩出している。劇場(TEATRO FAVORITO)も所有しナルシソ・メディナ舞踊団の活動拠点として様々な芸術活動を行う。
ナルシソ・メディナの芸術活動は多岐にわたり、諸外国の多くの一流ダンサー、振付家たちとのコラボレーションも重ね、キューバ伝統舞踊、ポピュラーダンス、コンテンポラリーダンス、ミュージカル、オペラ等幅広いジャンルでの表現を極めている。1997年に初めて来日し第9回埼玉国際創作舞踊コンクール 大賞、特別賞、埼玉県知事賞を受賞する。2004年には世田谷区スタジオ・ボデギータにおいてコンテンポラリーダンス、民族舞踊、ポピュラーダンス等の講師として指導を始める。2007年にはイタリアから招待を受け、リシャール・コシアンテの現代オペラ「ノートルダムドパリ」の次作品「ロミオとジュリエット」の振付、芸術監督を務める。キューバ文化省から文化功労章を受章。芸術文学文化の発展に貢献したとして、全国文化功労者組合より栄誉賞授与。さらにその他の国々においてこれまでに数多くの芸術賞を受賞している。日本に自身のダンススタジオを設立し、日本にダンスの魅力を広く伝えることにも力を注いでいる。
2009年からはキューバ人日本人共演の「キューバ・ジャパン フェスティバル」を毎年開催し、キューバと日本のダンスと音楽を通した文化交流の場を提供している。
2018年8月東京に「Narciso Medina Dance Company Tokyo 合同会社を設立。
2021年8月ナルシソ振付「ノートルダムドパリ」公演
